さいたま市 浦和の猫と暮らすためのアパート『青猫荘』

猫と暮らすQ&A

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猫と暮らす ひとり暮らしの女性のためのQ&A

「猫と暮らしたい」ひとり暮らしの方の疑問や不安にお答えします。

Q1.部屋の広さと猫の居心地

「ペット可」のお部屋を探して、猫と暮らす予定です。26㎡と35㎡、どちらの部屋にしようか迷っていますが、猫の居心地のよさは違うものでしょうか。

A.猫自身の「居場所」が守られるかどうかがカギに

猫は自分の縄張り意識を持ちながら生活しています。猫が意識する縄張りの大きさは、居住する空間の広さや猫によって個体差があります。キャットハウスで日がな一日くつろいでいる猫がいれば、その猫にとっては直径50センチほどの空間が縄張りのひとつなのです。
部屋が狭めでも、上下運動ができる家具の工夫があれば、猫のストレス発散になります。たとえば、タンスやラックの上など自分の身を守れる高い場所に隠れ家的なスペースがあれば、26㎡でも居心地のいい部屋になるかもしれません。肌触りのいいクッションや毛布を用意すれば、居心地のよさはさらにアップするでしょう。
間取りとともに、家具の配置や猫の居場所をどこに作ってあげられるかをイメージしながら、お部屋を探してみてください。

Q2.先住猫と新しい猫はうまくいく?

数年前から暮らしている猫に加えて、もう1匹新しい猫を迎えようかと考えています。2匹がうまくやっていけるか不安です。

A.猫同士の相性を見極めて判断を

新しい猫を迎えた場合、一緒に暮らすうちに少しずつ慣れてくることもありますが、どちらかがストレスを感じているようなら、ごはんやトイレ、水を飲む場所を2カ所用意し、部屋を区切って別々に過ごす時間をつくってあげましょう。
「お試し同居期間」を設けることができれば1週間ほど同居させてみて、相性を見極めるのも一案です。猫によっては、距離間はあるけれど、お互いの存在を認めて落ち着いて過ごせるケースもあります。
複数の猫を同居させる場合は猫風邪に注意しましょう。目やに、くしゃみ、鼻水などの症状が出た場合は部屋を別にして、早めに動物病院を受診しましょう。

Q3.ひとりぼっちの平日が心配

仕事があるため、平日の朝から夜までほとんど猫をひとりぼっちにしていますが、締め切った部屋の中でストレスがたまっていないか不安になります。どんなことに気をつければいいでしょうか。

A.室温や事故防止に注意しましょう

気ままな猫であれば、留守の間は1人でのんびりと過ごしていることが多いものです。ただし猫の性格によっては、人恋しさや欲求不満で鳴き続けたりすることもあります。猫の個性を見極めながら、留守中安全に過ごさせるポイントを押さえておきましょう。

夏場はお部屋によってはエアコンを使いましょう
直射日光を避けて、風通しのよい空間を作れる場合は不要ですが、気密性の高い住居では人が快適に感じる程度の室温にエアコンを設定してから出勤しましょう。ただし室温を下げ過ぎないように風向や風の強さを調整してください。
体温調節のできない猫は、居心地のいい場所を探すのが得意です。同じ住居の中でも、涼しい場所と少し温かい場所を用意してあげると猫はそのときどきで選ぶことができるでしょう。

おもちゃの誤飲に注意しましょう
猫のおもちゃを用意する場合は、事故に気をつけましょう。飲み込めるサイズやヒモ状のおもちゃは誤飲の原因になります。また、噛みちぎって飲み込む可能性のある梱包剤などにも注意が必要です。猫の性格や遊び方をよく観察して、不安を感じる場合は片づけておきましょう。

電化製品などにも注意が必要です
家電のコード類が猫の遊び道具になることもあります。場合によっては、台所と部屋を区切る、コードカバーをする、コンセントを抜いておく、ガスコンロのスイッチをロックするなどの対策を取りましょう。

防犯に注意し、眺めのいい部屋づくりを
窓から外を眺められるように、窓のカーテンを少しあけてあげるのもいいでしょう。ただし、猫が外に出てしまったり、防犯がおろそかになったりしないように注意しましょう。

Q4.旅行などで数日留守にするとき

家を留守にするとき、猫の世話を誰に頼むか悩みます。知り合いやキャットシッターに家に来てもらう場合、どんな点に注意してお世話をお願いするといいですか?

A.世話をしやすいように準備を

家を留守にする期間は、猫のためにも短いほうがいいでしょう。猫にとって安心できるのは住み慣れたわが家です。家族や友人、キャットシッターなど信頼できる人に部屋に来てもらい、ごはんやトイレ掃除などをしてもらうのが一番いいでしょう。
猫は「食いだめ」ができないため、毎日来て、ごはんを用意してもらうことが理想です。1回分のごはんを小分けにしておくなど、事前に準備しておきましょう。飲み水も新鮮な水に取り替えてもらいます。
猫の性格やクセなどもあらかじめ伝えておきましょう。猫自身が馴れている人であれば、触れ合ったり遊んだりしてもらうとストレス発散になります。留守中の猫の様子は写真や動画とともに伝えてもらうと安心できますね。

ペットホテルはお試し体験を
ペットホテルに預けることも選択肢のひとつです。ただし、猫によってはいつもと違う環境の中で、スタッフの声や他の動物の存在にストレスを感じるケースもあります。こうした猫はペットホテルには向きません。ペットホテルを利用する場合は、お試しで預けて猫の様子を見てみることをおすすめします。ホテルの規約をよく読んで、十分に納得してから利用しましょう。

●イラスト / 吉田トキオ
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