さいたま市 浦和の猫と暮らすためのアパート『青猫荘』

青猫荘についてテスト

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青猫荘について
キャットウォーク ステップ
愛猫専用のウォークやステップを
豊富に用意しました。

お部屋は全部で4つ。広さはいずれも33㎡。天井高は2.6m以上(2階のお部屋は傾斜天井)です。
水回りやベランダの配置はお部屋ごとに異なりますが、共通するのは猫が部屋中を歩き回れるキャットウォークと、取り外し&位置替えができるキャットステップです。
階段ホールとお部屋を自由に行き来できる猫専用の小さなドアは、飼い主さんの判断で開閉できます。 ベランダには猫の首輪につけたリードを固定できるフックも用意しています。

階段ホール
階段ホールは共有スペース。人も猫もみんなで使います。

階段ホールは人と猫のシェアスペース。各お部屋の欄間や猫ドアから猫ステップを使って猫が自由にホールとお部屋を行き来することができます。
テーブルには本や雑誌などの貸し借りができるコーナーも。掲示板はみんなに知らせたいイベントやお店のチラシなどを自由に貼ることができます。

靴を脱いで「ただいま」。
正面玄関を開けるとそこは「わが家」。

青猫荘はアパートの正面玄関で靴を脱ぐ日本式スタイル。靴脱ぎスペースとお部屋ごとの靴箱があります。靴を脱ぐとほっと一息つけますよね。階段ホールを猫たちの遊び場として開放するときも、靴を脱ぐ生活スタイルは好都合です。

建具や照明器具
昭和の摸様入りガラスなどを再利用。
新しさとレトロ感の融和。

青猫荘では、古い木造アパートのガラスや梁、建具を一部再利用しています。玄関や欄間に使われている模様入りガラス(型板ガラス)は、昭和30年代のもの。自然光や電灯に反射して午前中、夕暮れどき、日没後と、ガラス摸様の明暗を楽しむことができます。
各お部屋のクローゼットのドアは旧アパートの茶の間に使われていたガラスの引き戸です。古い梁をキャットウォークとして使っているお部屋もあります。時代と共に生きてきた建物の片鱗を新しい家に生かし、暮らしの中で使っていくことは失われた時代の記憶を引き継ぐことにもつながります。

「おかえりなさい」のやさしい灯り。
蔵との調和を演出します。

青猫荘に隣接する青木倉庫は、小豆を保管する蔵として昭和20年代に建てられたものです。新しいアパートを建てるとき、古い蔵との調和が課題となりました。趣きの異なる二つの建物の共存に一役買っているのが、縁石替わりに並べた大谷石とその下のライトです。蔵の壁を照らすほのかな灯りが、アパートの階段ホールの灯りと相まって、やさしく人を迎えます。大谷石は敷地内で使われていたものを再利用しています。

四季を彩る庭
梅、柿、栗。季節ごとに変化する
四季を感じる庭。

西側の小さな庭には梅や柿、栗の落葉樹があり、季節ごとに違う表情を見せます。梅の花が甘い香りを漂わせる早春。柿の実が青く光る夏。そして実りの秋。落葉の晩秋。青猫荘のもう1つの共有スペースです。

シンボルツリーはツリバナ。
秋には赤い実が鈴なりに。

エントランスで出迎えてくれるのが1本のツリバナの木。ツリバナは春に無数の小さな花が咲き、秋になると、実が熟してはじけ、赤い種が音符のように風に揺れます。青猫荘のシンボルツリーとして、四季の移り変わりを楽しめる木です。

入居者の交流会
猫好き同士の情報交換や、
アイデア出しの場として。

青猫荘では入居者と家主でお茶会「青猫会」を開き、情報交換をしています。飼い猫の最近の様子から、おいしいお店や映画情報などまで話はさまざま。共有スペースを有効活用するためのアイデアや暮らしの中で困っていることなども出し合います。青猫会への出席は任意です。

「青猫荘」名前の由来
旧アパート名と萩原朔太郎の詩集。

「青猫荘」が建つ以前、この場所には昭和30年代に建てられた木造2階建のアパート「青木荘」がありました。「青木」は家主の名字です。
猫と暮らす共同住宅の名前をつけるにあたり、いろいろな方からアイデアをいただきました。「またたび荘」「肉球あおき荘」「グランメゾン・にゃおん」「ハイツねこじゃらし」……。楽しい案が集まりましたが、「履歴書や年賀状に臆せず書けるアパート名かどうか」が課題に。
最終的に「青木」の「青」とレトロ感のある「荘」を残し、「青猫荘」に落ち着きました。文学好きな方は萩原朔太郎の詩集「青猫」を連想されるかもしれません。朔太郎の詩作に登場する猫たちは実人生の虚無と孤独の象徴のようにも思えますが、「青猫」の持つ物語性豊かなイメージに家主は惹かれます。

青猫荘をつくった人たち

●建物の設計
中嶋久男 武 周(中嶋久男建築研究所)
東京都港区赤坂5-5-7サイワイビル4階
℡03-6229-1721
http://n-ken.com

●外構の設計
背景計画研究所
東京都立川市富士見町3-15-20
℡042-540-2061
http://www.land.scape.co.jp

●建物の工事監督
片平 勝(深見クリエイト)
埼玉県坂戸市善能寺92-5
℡049-289-1758
http://www.fukami-create.com

●作庭
布川造園土木
埼玉県さいたま市見沼区東門前344
℡048-683-5679

旧アパート「青木荘」 解体工事(2017年2月) 青猫荘 着工(2017年6月)~完成(同年12月)
青猫荘のホームページをつくった人たち

●撮影協力 / 鈴木 忍
m.p 090-3456-1492
akaiuma45@gmail.com

●制作 / 野良きたろう

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